Archive for 7月 14th, 2010

「オールトの雲」と「アミノ酸」

7月 14th, 2010    Posted in 考えてみると
 

 

 「でっかい話」と「ちっちゃい話」が混合しそうです。

 まず、でっかいはなし。

 地球は、1年をかけて太陽の周りをまわっています。

 この太陽の周りをまわっているのが、水星から冥王星までの「水金地火木土天海冥(すいきんちかもくどてんかいめい)」と小学校の時に習いました。

 習ったすぐから、太陽に楕円軌道の冥王星が近くなって「海冥(かいめい)→冥海(めいかい)」の順序が逆になり、1999年に元の順序に戻りました。

 ところが、今度は、冥王星の外側にある惑星(エリス)が見つかったことから、

 学者の間で、「惑星の定義」でもめたり、結局、太陽系のもっとも外側の惑星を冥王星から、

 冥王星を含むその外側に位置する天体ということで、「冥王星型天体」などという話になりました。

 ※ この騒動の発端になった準惑星「エリス」の名の由来は、ギリシャ神話の「争いの女神・エリス」からの引用。

 この惑星が元で、天文学会に争いが起こったからなのでしょう。

 地球が1年かけて太陽の周りを1周しますが、このエリスは、540年~557年で1周しています。

 なんというか、お正月が「500年に1回」という星です。

 さて、この太陽の周りをまわっている太陽系、

 卵に例えると、黄身の中心に太陽があり、その周りに惑星があり、卵の一番外側、

 いわゆる卵の殻にあたる部分にあるのが、100億個以上の天体(大きい岩から小さい石までみたいな感じ)が、あります。

 この部分を、「オールトの雲」と呼びます。

 さて、太陽の周りをまわっている太陽系ですが、この太陽系自体も宇宙全体でみると動いています。

 もうすこし簡単に言うと、太陽自身が、ある星の周りを周っています。

 2億5000万年ぐらいかけて1周しています。

 ある星というのも曖昧ですが、一般的に「ブラックホール」といわれ、太陽の質量の360万倍ともいわれています。

 要は、太陽系という卵が周ると、その殻の部分(オールトの雲)が、他の星と衝突するわけです。

 その衝突により、オールトの雲として浮遊しいた小天体(星)は、卵の内側に向かって動き出します。

 これが、彗星で、この彗星が木星や火星などに衝突する「天体衝突」のもとになります。

 もちろん、地球や月にも衝突していましたし、これからも衝突する可能性があります。

 ※いわゆるクレーターがその衝突痕で、月には5000ものクレータがあるといわれています。

 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

 ちっちゃいはなしです。

 私たちの体の20%はタンパク質でできています。

 アミノ酸はタンパク質の原料ですから、私たちの体の20%はアミノ酸でできている、と言い換えることができます。

  脳、骨、髪、筋肉、内臓、皮膚、血液、血管、酵素、ホルモンなどなど、とにかく人間の体を構成するあらゆる物質がアミノ酸でできています。

 アミノ酸は、500種類以上ありますが、ヒトが利用するのはわずかに22種類です。

  このアミノ酸には、左手型と右手型が存在します。

 人工的にアミノ酸を造ると、ほぼ均等にできます。

 ところが、このアミノ酸、自然界では、全て左手型ばかりです。

 理由は分かっていませんが、ひとつの仮説がありますない。

 右手型は紫外線に弱く全て壊されます。

 今から40年ほど前に、オーストラリアの小さな村に隕石が落ちました。

 マーチソンという村で、この隕石を「マーチンソン隕石」と言います。

 どうして、この隕石に名前がついたかというと、この隕石には、驚くことに「アミノ酸」が含まれていたからです。

 それも「左手型」ばかりです。

 そこで地球上のアミノ酸は、宇宙空間を飛んでくるあいだに紫外線で左手型になったという仮説です。

 ということは、私たち自身の体を造っているアミノ酸(タンパク質)は、宇宙から飛んできたということになります。

 まあ、私たち自身が正真正銘の「宇宙人」ということです。(笑)

 

 ところで、あの資生堂が、今年にヒトの皮膚細胞に「右手型」のアミノ酸が含まれている事を発見したと発表しました。

 これは、一口にアミノ酸と言っても、人間の体内で合成できないアミノ酸(必須アミノ酸)と合成できるアミノ酸(非必須アミノ酸)に分けられます。

 体内で出来ない必須アミノ酸は、食事などで摂らなければなりません。

 非必須アミノ酸は、体内で作る必要があり、どうも右手型は体内で合成され造られているようです。

  さて、このアミノ酸、情報を伝達する物質でもあります。

 脳内や全身の各細胞間を行き来する伝達物質としての機能もあり、脳からの命令を体のすみずみまで届け、逆に末端からの情報を脳へ届ける重要な役割も担っています。

 また、ウイルスや細菌・毒素などから体を守るための免疫システムもアミノ酸が不足すると、正常に働きません。

 要は、アミノ酸が、進化に大きく影響しているのは間違いありません。

 

 さて、おっきいはなしとちっちゃいはなしは、ここまでです。

 はなしは、遠くへ飛びます。

 2006年1月19日に「ニュー・ホライズンズ」という探査機が打ち上げられました。

 この探査機、5年後の今日、2015年7月14日に冥王星に最接近します。

 冥王星の観測は最接近の5ヶ月前から始まり、冥王星とすれ違い通り過ぎてからも少なくとも1ヵ月間は続く予定です。

 ニュー・ホライズンズは、冥王星の地質と表面の組成を調べます。

 「はやぶさ」もすごいもんでした。彗星を追っかけて、着陸して、帰ってくるんですから。

 でも、やっぱりNASAは、もっとすごい。

 このニューホライズンズ、文字通り、地平線の彼方、太陽系のもっとも外側を調べようと云うんですから。

 しかし、私たちの体を形作っているタンパク質(アミノ酸)は、冥王星よりさらに外側の「オールトの雲」から、彗星に乗って、原始地球にやってきたんでしょう。

 このあたりのことも、何かわかるのかもしれません。

 

 夜空を見上げて、輝くあの星あたりから、私たちの体の素はやってきたのかと考えると、早く寝つけるような気がします。(笑)

  

今日のお仕事情報(お仕事 №158)

<求人 看護師 京都>

アクセス    京都市伏見区 祇園四条駅より(京阪本線)「電車+徒歩」で20分

 募集    看護師
 

時給    日勤1900円~2100円

 業務    病棟での看護業務
 

勤務時間    日勤8:30~17:00
 

雇用形態    お試し派遣(紹介予定派遣)

【お仕事NO.158 詳細情報】

アクセス    京都府伏見区 祇園四条駅より(京阪本線)「電車+徒歩」で20分

業務内容    病棟での看護業務

 勤務時間    日勤8:30~17:00
 

給与    1900円~2100円/時給  ※当社規定による。

備考    週3日以上勤務出来る方を募集です。

 〒600-8813

京都市下京区中堂寺南町134番地

京都リサーチパーク1号館1階
 

TEL:075(323)9565    FAX:075(323)9585

 JR京都駅より嵯峨野線乗り換え、丹波口駅下車徒歩3分
 

http://www.nosweat.jp
 

NOSWEAT ネット登録担当迄

 

 

コメントは受け付けていません。