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大相撲と「プロ」
7月 12th, 2010
Posted in 考えてみると
ねじれちゃいましたねぇ。
選挙も終わり、あとは、「プロ」の政治家にお任せするということで・・・。
さて、選挙の陰に隠れて、野球賭博で揺れた「大相撲名古屋場所」が始まりました。
弟子の野球賭博関与で、謹慎中の武蔵川理事長に代わって、
村山理事長代行(元東京高検検事長)の協会挨拶。
「誇りを持って土俵に上がってください。不祥事のおわびは金輪際にしてください」と前日に呼びかけ、
記者会見では「一相撲ファン」として、
「大相撲は神事。様式、儀式が引き継がれて厳粛な気持ちになった。
こういう伝統は一つの文化財として大事にしないといけない」とも。
「大相撲存亡の危機の中、幕を開けました」のアナウンスからスタートした名古屋場所。
相撲協会は、昔から閉鎖的だとか、甘いだとか、色々言われています。
昔、相撲協会が、当時の大阪の女性知事を「土俵に上げない」ということで、物議を醸したことがあありました。
「女性は不浄だから土俵に上げない」ということに、娘をもつ父親としては、「ムカっ」ときて、
相撲の歴史をずいぶん調べたことを覚えています。
「伝統だから」という一点張りで、思考を停止させようとする「いい加減な姿勢」に腹が立ちました。
多くの人が、そういう理由で納得していたのも事実です。(笑)
調べた相撲の歴史のなかで、一番驚いたのは、幕末から明治に変わるときのことです。
明治以前の「相撲取り」の世話をしていたのは、相撲取りの地元の藩主。
明治維新の廃藩置県で、藩主からの金銭的支援が見込まれなくなったとき、
相撲協会は、それまで興行で禁止していた「女性の観覧」を許可しました。
俗に言う「〇〇場所」という興行、1000年以上も女性を観覧させなかったにもかかわらず、背に腹はかえられず。
相撲協会の言う「伝統」というものも、やはり「腹」には負けてしまうものなのか、と改めて感じたことを覚えています。
(伝統とよぶのもいかがなものかと思えますが・・。)
「プロ」と「アマ」の違いが歴然とした競技は、将棋と囲碁、そして「大相撲」と言われています。
今回の大問題、大相撲にとって災い転じて良い流れになってもらいたいものです。
名実ともに、さすが「プロ」と言われるよう、
地元が誇れるような力士として仕事をしてもらいたい。
大相撲も、政治家も。(笑)
※ 個人的には、女性総理誕生の暁には、大相撲で「総理大臣杯」を国技館の土俵で優勝力士に手渡す、1300年の伝統を覆す、「歴史的瞬間」を見てみたいと思っています。(笑)
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